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世界を散歩し続ける非営利団体
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先週 ちょっと時間が あったので


かねてより 気になっていた 夜想という 雑誌が


運営している 画廊 パラボリカ・ビスに 行ってきました



ちょうど 今回は 某有名アーティスト達の ビデオクリップ


などを 手がける 二階 健氏の 展示 


『H+H 天使の解剖図』の 会期中ということで 


それも 気になって 伺ってきました



夜想自体は とっても好きな 雑誌ですけど


扱ってる アーティストなんか 見てると ちょっと 期待できそう。。。



久しぶりに 降りったった 浅草橋 


ここ 3週間ぐらい 仕事してないので 


ほとんど 疎遠に なっていましたが 以前は


職業柄 第2の ホームグラウンド的な 場所なので


かって知ったるってな 感じですが 


このギャラリーが 存在してることは 知ってはいましたが


チェックまでは してなかったので


日も落ちた 浅草橋を きょろきょろ 歩くと 発見



1、2階が ギャラリー 2階の半分が グッズショップと カフェ


という造り 展示は 2階からが 順路らしく 階段には 


展示の1部の リンゴが 並べられていました


階段を 上がる前に ショーウィンドウ


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/d0ff933dfe5f9a217a8c8a9d2117510f/1261579397


こんな 感じです


2階で グッズショップに 立ち寄って チケット購入


グッズは 今回の 展示以外にも 山本タカトや 丸尾末広など


夜想 セレクトな アーティスト達の ものが ずらり


カフェの方には 二階ファンらしき人の 集い



で 展示は というと 


主体は 写真展 なのですが 写真のテーマが


物語仕立てに なっているため その世界観を もの小道具の


展示で 見せる という 展示です


ストーリーは Heavenと Hellという 双子の 天使の お話


で 2階の展示室を Heaven 1階を Hellに 見立てての 展示でした


2人の 天使は 足の一本が 互いに 不自由な 義足


という設定で 天使の 解体新書的な 写真に なっていました



まず 2階の 順路通り Heaven部屋へ 


診察室(これは演出?) となっている 扉をあけると


アンティーク調に 汚した 生成りの 布が 緩やかに


起こる 風に たゆたって 美しい ドレープの 回廊


下には 一面の 銀杏の葉で 黄金色


にょっきり 出た 覗き穴は いかにも ノスタルジーな


演出 遠く かすかに響く 音楽が いい感じ 


ここは 素敵な 空間です 


シーツの 回廊を 抜けると 薄い ガーゼの 隙間から


次の 展示が 覗く


額縁 アティークな椅子 ブリキの洗面器のような器には


ワックス製の 心臓


一瞬 これが 朽ちたリンゴに 見えたんだが 心臓でした


私なら ここは 朽ちたリンゴに します



そこを 部屋の 中心にして 回り込むように 写真の展示


双子天使の 片割れ Heavenの 解体図 キャラ説の 様です


ここで 一番がっくり きたのが 被写体


写真は ばきばきに 加工を 重ねて 技術自体は


かっこいいんですが。。。


なぜ? そこで ベースの モデルに 日本人 使っちゃうかな〜。。。


ものすごく もったいない。。。台無し


体格の バランスや 天使という 洋風な モチーフから


考えても 外人だろ 普通 百歩譲って 混血


もしかして このモデルは ご本人かしら?


予算 抜きにして こだわり どころが 違う気がする。。



その奥には 祭壇風な 展示 


割れた鏡 動物の頭蓋骨 キリスト像 キャンドルなど


んー ノスタルジックで かっこいい アンティーク風な 


イメージだろうけど 構成が ベタ過ぎ あと 気になったのが


空調 エアコン むき出しは 興ざめですよ


私なら 布で 隠します 詰めが 甘い



何となく がっかりしながら 1階の Hell部屋へ 


薄暗い 舞台裏のような 回廊 多分 ほんとに 舞台裏


でも この雰囲気は 悪くないです ドキドキする 感じで


通り 抜けると 大きく暗幕で 覆われた スペースに


覗き穴 中身 あんまり 覚えてないですけど おどろおどろしい


ものが いっぱい 詰まってました


そこを 回り込むと こんどは 双子天使 Hellの 解体図


モデルは 一緒 もう何も 言いますまい


で 抜けて ちょうど さっきの のぞき部屋の 真裏の


スペースに もう一つ 覗き穴 今度は 解剖室らしい


医療器具の ようなものも 展示されてました


そういえば 昔 自分が 展示するなら 展示スペースの


真ん中に 手術台の上の 解剖中の 遺体みたいな 


鉗子がいっぱい 刺さったの 飾りたいなと 思ってたな。。


やろっかな。。。



出口を 出る前 ミラールーム なるものが


行ってみると 小さな 人一人 入れるような 


洗面所級の スペースに 足下に 割れた鏡


ちょうど 顔ぐらいの 高さの 正面に 継ぎはぎの


アンティーク調 三面鏡風ミラー そこの下に ヘッドホンが


かかっていて 左右で 違う 音を 流すという


片側は 天国の イメージの音 反対は 地獄の イメージの音


両方の音は 途中で 左右が 反転


それを 聴きながら 鏡を見つめ 自分の中に 存在する


両方の 存在を 感じてみよう て コンセプト


発送は 面白いですが 


私なら やっぱり 天井にも 鏡はつけますね


上下に 鏡があることで そこに 無限の 穴が 


出現するの 知ってました?


上にも 下にも 穴があるから 天にも 地にも


落ちて 逝けるんですよ。。。




見終わって グッズショップに 戻る 


この日 きていた ほかの お客さんは 明らかに


ゴスロリっぽい人か ヴィジュアル好きそうな方達 ばかりでしたが


この内容 なら そういう 客層でも 仕方ないかなあと


この人の ほかの作品集や グッズ みても そういう感じ


向けだものね 全体的に そういったもの 向けに いままで


作品を 作ってきてるから どことなく そのチープさが


にじみ出ている 展示でした


ブラザーズ・クエイや シュヴァンク・マイエルの 洋風ぽさは


日本人には なかなか だせないし せめて 


NEON O'CLOCK WORKS くらいの クオリティは ほしかった


けど まあ そこまでは 期待し 過ぎか


夜想の ギャラリーだけに このチョイスは ちょっと 


残念



きっと この人は やっぱり ヴィジュアルクリエーターって


だけあって 空間で 見せるより カメラという 編集可能な


切り取られた 映像のための 演出なら この感じでも 


十分 なのではないかと 思われます 


映像だと 細かい 粗は 目立たないし


写真は 好みだけど 被写体の チョイスに センスを


感じられない とこが 残念です



結局 いいと 感じられたのは 最初の 回廊だけだったな。。。



まあ 26日まで だそうですので 気になる方は 


どうぞ






























































































































































































































































































































































































































































































































































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