世界を散歩し続ける非営利団体
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
先週 ちょっと時間が あったので
かねてより 気になっていた 夜想という 雑誌が
運営している 画廊 パラボリカ・ビスに 行ってきました
ちょうど 今回は 某有名アーティスト達の ビデオクリップ
などを 手がける 二階 健氏の 展示
『H+H 天使の解剖図』の 会期中ということで
それも 気になって 伺ってきました
夜想自体は とっても好きな 雑誌ですけど
扱ってる アーティストなんか 見てると ちょっと 期待できそう。。。
久しぶりに 降りったった 浅草橋
ここ 3週間ぐらい 仕事してないので
ほとんど 疎遠に なっていましたが 以前は
職業柄 第2の ホームグラウンド的な 場所なので
かって知ったるってな 感じですが
このギャラリーが 存在してることは 知ってはいましたが
チェックまでは してなかったので
日も落ちた 浅草橋を きょろきょろ 歩くと 発見
1、2階が ギャラリー 2階の半分が グッズショップと カフェ
という造り 展示は 2階からが 順路らしく 階段には
展示の1部の リンゴが 並べられていました
階段を 上がる前に ショーウィンドウ

こんな 感じです
2階で グッズショップに 立ち寄って チケット購入
グッズは 今回の 展示以外にも 山本タカトや 丸尾末広など
夜想 セレクトな アーティスト達の ものが ずらり
カフェの方には 二階ファンらしき人の 集い
で 展示は というと
主体は 写真展 なのですが 写真のテーマが
物語仕立てに なっているため その世界観を もの小道具の
展示で 見せる という 展示です
ストーリーは Heavenと Hellという 双子の 天使の お話
で 2階の展示室を Heaven 1階を Hellに 見立てての 展示でした
2人の 天使は 足の一本が 互いに 不自由な 義足
という設定で 天使の 解体新書的な 写真に なっていました
まず 2階の 順路通り Heaven部屋へ
診察室(これは演出?) となっている 扉をあけると
アンティーク調に 汚した 生成りの 布が 緩やかに
起こる 風に たゆたって 美しい ドレープの 回廊
下には 一面の 銀杏の葉で 黄金色
にょっきり 出た 覗き穴は いかにも ノスタルジーな
演出 遠く かすかに響く 音楽が いい感じ
ここは 素敵な 空間です
シーツの 回廊を 抜けると 薄い ガーゼの 隙間から
次の 展示が 覗く
額縁 アティークな椅子 ブリキの洗面器のような器には
ワックス製の 心臓
一瞬 これが 朽ちたリンゴに 見えたんだが 心臓でした
私なら ここは 朽ちたリンゴに します
そこを 部屋の 中心にして 回り込むように 写真の展示
双子天使の 片割れ Heavenの 解体図 キャラ説の 様です
ここで 一番がっくり きたのが 被写体
写真は ばきばきに 加工を 重ねて 技術自体は
かっこいいんですが。。。
なぜ? そこで ベースの モデルに 日本人 使っちゃうかな〜。。。
ものすごく もったいない。。。台無し
体格の バランスや 天使という 洋風な モチーフから
考えても 外人だろ 普通 百歩譲って 混血
もしかして このモデルは ご本人かしら?
予算 抜きにして こだわり どころが 違う気がする。。
その奥には 祭壇風な 展示
割れた鏡 動物の頭蓋骨 キリスト像 キャンドルなど
んー ノスタルジックで かっこいい アンティーク風な
イメージだろうけど 構成が ベタ過ぎ あと 気になったのが
空調 エアコン むき出しは 興ざめですよ
私なら 布で 隠します 詰めが 甘い
何となく がっかりしながら 1階の Hell部屋へ
薄暗い 舞台裏のような 回廊 多分 ほんとに 舞台裏
でも この雰囲気は 悪くないです ドキドキする 感じで
通り 抜けると 大きく暗幕で 覆われた スペースに
覗き穴 中身 あんまり 覚えてないですけど おどろおどろしい
ものが いっぱい 詰まってました
そこを 回り込むと こんどは 双子天使 Hellの 解体図
モデルは 一緒 もう何も 言いますまい
で 抜けて ちょうど さっきの のぞき部屋の 真裏の
スペースに もう一つ 覗き穴 今度は 解剖室らしい
医療器具の ようなものも 展示されてました
そういえば 昔 自分が 展示するなら 展示スペースの
真ん中に 手術台の上の 解剖中の 遺体みたいな
鉗子がいっぱい 刺さったの 飾りたいなと 思ってたな。。
やろっかな。。。
出口を 出る前 ミラールーム なるものが
行ってみると 小さな 人一人 入れるような
洗面所級の スペースに 足下に 割れた鏡
ちょうど 顔ぐらいの 高さの 正面に 継ぎはぎの
アンティーク調 三面鏡風ミラー そこの下に ヘッドホンが
かかっていて 左右で 違う 音を 流すという
片側は 天国の イメージの音 反対は 地獄の イメージの音
両方の音は 途中で 左右が 反転
それを 聴きながら 鏡を見つめ 自分の中に 存在する
両方の 存在を 感じてみよう て コンセプト
発送は 面白いですが
私なら やっぱり 天井にも 鏡はつけますね
上下に 鏡があることで そこに 無限の 穴が
出現するの 知ってました?
上にも 下にも 穴があるから 天にも 地にも
落ちて 逝けるんですよ。。。
見終わって グッズショップに 戻る
この日 きていた ほかの お客さんは 明らかに
ゴスロリっぽい人か ヴィジュアル好きそうな方達 ばかりでしたが
この内容 なら そういう 客層でも 仕方ないかなあと
この人の ほかの作品集や グッズ みても そういう感じ
向けだものね 全体的に そういったもの 向けに いままで
作品を 作ってきてるから どことなく そのチープさが
にじみ出ている 展示でした
ブラザーズ・クエイや シュヴァンク・マイエルの 洋風ぽさは
日本人には なかなか だせないし せめて
NEON O'CLOCK WORKS くらいの クオリティは ほしかった
けど まあ そこまでは 期待し 過ぎか
夜想の ギャラリーだけに このチョイスは ちょっと
残念
きっと この人は やっぱり ヴィジュアルクリエーターって
だけあって 空間で 見せるより カメラという 編集可能な
切り取られた 映像のための 演出なら この感じでも
十分 なのではないかと 思われます
映像だと 細かい 粗は 目立たないし
写真は 好みだけど 被写体の チョイスに センスを
感じられない とこが 残念です
結局 いいと 感じられたのは 最初の 回廊だけだったな。。。
まあ 26日まで だそうですので 気になる方は
どうぞ
かねてより 気になっていた 夜想という 雑誌が
運営している 画廊 パラボリカ・ビスに 行ってきました
ちょうど 今回は 某有名アーティスト達の ビデオクリップ
などを 手がける 二階 健氏の 展示
『H+H 天使の解剖図』の 会期中ということで
それも 気になって 伺ってきました
夜想自体は とっても好きな 雑誌ですけど
扱ってる アーティストなんか 見てると ちょっと 期待できそう。。。
久しぶりに 降りったった 浅草橋
ここ 3週間ぐらい 仕事してないので
ほとんど 疎遠に なっていましたが 以前は
職業柄 第2の ホームグラウンド的な 場所なので
かって知ったるってな 感じですが
このギャラリーが 存在してることは 知ってはいましたが
チェックまでは してなかったので
日も落ちた 浅草橋を きょろきょろ 歩くと 発見
1、2階が ギャラリー 2階の半分が グッズショップと カフェ
という造り 展示は 2階からが 順路らしく 階段には
展示の1部の リンゴが 並べられていました
階段を 上がる前に ショーウィンドウ
こんな 感じです
2階で グッズショップに 立ち寄って チケット購入
グッズは 今回の 展示以外にも 山本タカトや 丸尾末広など
夜想 セレクトな アーティスト達の ものが ずらり
カフェの方には 二階ファンらしき人の 集い
で 展示は というと
主体は 写真展 なのですが 写真のテーマが
物語仕立てに なっているため その世界観を もの小道具の
展示で 見せる という 展示です
ストーリーは Heavenと Hellという 双子の 天使の お話
で 2階の展示室を Heaven 1階を Hellに 見立てての 展示でした
2人の 天使は 足の一本が 互いに 不自由な 義足
という設定で 天使の 解体新書的な 写真に なっていました
まず 2階の 順路通り Heaven部屋へ
診察室(これは演出?) となっている 扉をあけると
アンティーク調に 汚した 生成りの 布が 緩やかに
起こる 風に たゆたって 美しい ドレープの 回廊
下には 一面の 銀杏の葉で 黄金色
にょっきり 出た 覗き穴は いかにも ノスタルジーな
演出 遠く かすかに響く 音楽が いい感じ
ここは 素敵な 空間です
シーツの 回廊を 抜けると 薄い ガーゼの 隙間から
次の 展示が 覗く
額縁 アティークな椅子 ブリキの洗面器のような器には
ワックス製の 心臓
一瞬 これが 朽ちたリンゴに 見えたんだが 心臓でした
私なら ここは 朽ちたリンゴに します
そこを 部屋の 中心にして 回り込むように 写真の展示
双子天使の 片割れ Heavenの 解体図 キャラ説の 様です
ここで 一番がっくり きたのが 被写体
写真は ばきばきに 加工を 重ねて 技術自体は
かっこいいんですが。。。
なぜ? そこで ベースの モデルに 日本人 使っちゃうかな〜。。。
ものすごく もったいない。。。台無し
体格の バランスや 天使という 洋風な モチーフから
考えても 外人だろ 普通 百歩譲って 混血
もしかして このモデルは ご本人かしら?
予算 抜きにして こだわり どころが 違う気がする。。
その奥には 祭壇風な 展示
割れた鏡 動物の頭蓋骨 キリスト像 キャンドルなど
んー ノスタルジックで かっこいい アンティーク風な
イメージだろうけど 構成が ベタ過ぎ あと 気になったのが
空調 エアコン むき出しは 興ざめですよ
私なら 布で 隠します 詰めが 甘い
何となく がっかりしながら 1階の Hell部屋へ
薄暗い 舞台裏のような 回廊 多分 ほんとに 舞台裏
でも この雰囲気は 悪くないです ドキドキする 感じで
通り 抜けると 大きく暗幕で 覆われた スペースに
覗き穴 中身 あんまり 覚えてないですけど おどろおどろしい
ものが いっぱい 詰まってました
そこを 回り込むと こんどは 双子天使 Hellの 解体図
モデルは 一緒 もう何も 言いますまい
で 抜けて ちょうど さっきの のぞき部屋の 真裏の
スペースに もう一つ 覗き穴 今度は 解剖室らしい
医療器具の ようなものも 展示されてました
そういえば 昔 自分が 展示するなら 展示スペースの
真ん中に 手術台の上の 解剖中の 遺体みたいな
鉗子がいっぱい 刺さったの 飾りたいなと 思ってたな。。
やろっかな。。。
出口を 出る前 ミラールーム なるものが
行ってみると 小さな 人一人 入れるような
洗面所級の スペースに 足下に 割れた鏡
ちょうど 顔ぐらいの 高さの 正面に 継ぎはぎの
アンティーク調 三面鏡風ミラー そこの下に ヘッドホンが
かかっていて 左右で 違う 音を 流すという
片側は 天国の イメージの音 反対は 地獄の イメージの音
両方の音は 途中で 左右が 反転
それを 聴きながら 鏡を見つめ 自分の中に 存在する
両方の 存在を 感じてみよう て コンセプト
発送は 面白いですが
私なら やっぱり 天井にも 鏡はつけますね
上下に 鏡があることで そこに 無限の 穴が
出現するの 知ってました?
上にも 下にも 穴があるから 天にも 地にも
落ちて 逝けるんですよ。。。
見終わって グッズショップに 戻る
この日 きていた ほかの お客さんは 明らかに
ゴスロリっぽい人か ヴィジュアル好きそうな方達 ばかりでしたが
この内容 なら そういう 客層でも 仕方ないかなあと
この人の ほかの作品集や グッズ みても そういう感じ
向けだものね 全体的に そういったもの 向けに いままで
作品を 作ってきてるから どことなく そのチープさが
にじみ出ている 展示でした
ブラザーズ・クエイや シュヴァンク・マイエルの 洋風ぽさは
日本人には なかなか だせないし せめて
NEON O'CLOCK WORKS くらいの クオリティは ほしかった
けど まあ そこまでは 期待し 過ぎか
夜想の ギャラリーだけに このチョイスは ちょっと
残念
きっと この人は やっぱり ヴィジュアルクリエーターって
だけあって 空間で 見せるより カメラという 編集可能な
切り取られた 映像のための 演出なら この感じでも
十分 なのではないかと 思われます
映像だと 細かい 粗は 目立たないし
写真は 好みだけど 被写体の チョイスに センスを
感じられない とこが 残念です
結局 いいと 感じられたのは 最初の 回廊だけだったな。。。
まあ 26日まで だそうですので 気になる方は
どうぞ
PR
この記事にコメントする