ネオテニー・ジャパン

かねてより　巡回を　待ち望んでいた

高橋コレクションの　ネオテニー・ジャパンが　

上野の森美術館に　やってきました


神楽坂の　倉庫の　一角に　高橋コレクションが　できて以来の

ファンだったので　とっても楽しみに　していた　展示です

これが個人の　コレクションなのだから　医者って　すごいな・・・


やはり　高橋龍太郎さんは　いいセンスしてらっしゃる。。。

ここまで　キャッチーで　わかりやすい　作品を

濃密に　コレクションしたんだから　集客は　間違いない

ホント　美術館　開けますね


ネオテニーとは　幼児のまま　成熟してしまった　肉体や　精神のことを

さす　専門用語（医学用語？）　らしいですが

いわゆる　早熟に　近い感じかな？

昔　読んだ本の中で　出てきました　生き神様みたいになっている

少女のことを　ネオテニーって　呼んでた

映画の　『ブリキの太鼓』も　それに近い気がする

現代社会の　大人たちは　逆　身体が　大人で　心が　

子供の　ピータパン症候群

私の　理想を　言えば　前者の方かな。。。


やっぱり　高橋コレクションの　中では　小谷元彦が　

1番好きです　

私の中で　アートは　美が　すべて　根底に　あってこそ

だから　稚拙な技術や　下手な絵は　論外　

唯一無二なら　別ですが　私でも　この程度なら　描けると

客に　思わせたら　絶対ダメです

その点　小谷さんの　作品は　美的バランス　技巧　

メッセージ性　センス　どれをとっても　バランスの　良い　

仕上がりで　見る者の　視覚に　訴えるだけの　力量がある

これを　プレスしている　山本現代も　センスが　いいんだよねー

Human  Lesson 　のドレスに　袖通してみたいもんだ・・・


今回の　展示量は　この美術館の　キャパにしたら　かなりの量で

見ごたえあって　大満足


いつか　高橋さんの　コレクションに　自分の　作品が

加わることを　願って・・・