松井 冬子＠成山画廊

本日　念願の　成山画廊へ

前回の展示の時は　最終日に　暴風雨で　電車が止まるという

前代未聞の　惨事に見舞われ　泣く泣く断念　

（このときは　さすがにやっぱ厄年だ。。　と感じました）　


九段下は　嵐の前の　曇り空

湿気を含む　心地いい風

千鳥が淵が　藻が繁殖しすぎて　緑過ぎる。。


小さな　画廊でしたが　タイミングよく　混んでなかったので

じっくり　鑑賞することが　出来ました　


松井　冬子　画伯

初めて　目に留めたのは

＜浄相の持続＞だったか　＜夜盲症＞だったか

恐ろしく　きれいな　絵を描く人が　いるもんだと思って

調べたら　画伯本人も　恐ろしく美人。。

ものすごい　興味が出てきて　日本画展を見に行ったのが　ことの始まり

天は　二物を与えた例です


名は　体を表すとか

字は　心を表すとか　巷ではおっしゃりますが

この場合は　絵は　体を表す

私の持論では　美しいものを生み出せる人は　きれいな人　

字でも絵でも　生み出すものは　その人を写す鏡

あと　人物が本当に　美しいと感じる　人は　中身も美しい　と思うのです

外見が美しいのも　その人が外見に対して　努力した結果だし

美しいと感じさせる　雰囲気も　その人が確固たる自分を　持ってるから


人は　努力すれば　二物は　手に入れることができるんですよ


個人的に　花好き　としては　この子宮を表すような　アイリス

美しいですね

日本画って　絹地に書くから　絹独特の　光が　良い相乗効果を出して

なんとも上品です　


ちなみに私は　最初は　ふゆこ　じゃなく　とうこ　て読むんだと　思ってた　

読みがなとしては　ふゆこで　あっているのですが

とうこ　のほうが　合っている気がする。。　

と思っているのは　私だけか。。？


私も　美しい物が造れる　きれいな人に　なれるよう　精進します

寄植え

本日は　明日　友人の　誕生日会のため

地元の　造園業者の　即売場へ


あまり日当たりの　よくないうちでも　室内に　おいとける植物

そして　初心者でも　簡単　

をテーマに　寄植えの鉢を　作ってもらっちゃいました。

結局　直径40ｃｍはある鉢に　大小さまざまな観葉植物　6種で

鉢込み　計￥2260なり　安い！！　このボリュームで？　恐るべし地元！　

そして　寄植えも　15分もかからず　作ってくれました　親切！


そして　何より　気になったのは　即売場の　半分が　盆栽！

しかも　みんな　いい枝振りです。。

うちの庭　手入れを　最近怠っているので　

あれを　どうにかしたら　盆栽　はじめてみようか　と思う　夏至の日。


薔薇の次は　梅か。。？

KYTE at 6/16 渋谷o-nest

  
待ちに待った　KYTE　初来日公演

苦労して　手に入れた　チケットだけに　待ちどうしかった

と言うことで　行ってきました　o-nest

はっきり言って　かって知ったる　nest　なので　行って早々　ベスポジキープ

この日は　対バンも　いるし　ちょっとゆっくりめには　出ましたが

完売していたこともあって　わりと全部見れるか　見れないかぐらいに　着いたのですが・・・

対バン　3時間は長い！

危うく　帰れなくなるとこに。。


そして　見事　期待を　裏切ってくれました。。。

楽曲はすごくいい　CDなら　完璧

そこに落ち度は　ありました


まず　箱が不向き　

ボーカルの　音の大きさとか　サウンドチェックしたの？って感じ

そもそも　シュゲーザーだから　ホールとか　野外フェスとか向きなんだね　音が

大きく音を　広げられないとこでは　魅力が生かせないよね　特にあのボーカルじゃ・・・

男の子のウィスパーボイス　ボーカールは　はっきり言って難しいよ

女の子のウィスパーは　下手でも　かわいい感じだから　粗が目立たない

男がやると　下手うまって領域にも　くくれないのです

実に　惜しい！

でも　めちゃめちゃ緊張してて　必死感が伝わってきて　良かった

若いって　素晴らし～

これから　頑張ってくれるでしょう

青田買い　と言うことで　2000点


まあ　少し期待しすぎた感が　あったので

こんなもんだろ　若いし　20　だっけ？　

次来る時は　もう少し箱が大きくなっているだろうし　精進するだろうし　

もう少し　大きくなって帰って　来るでしょうね

将来が　楽しみです

ヘンリー・ダーガー

誰も　見てはいけない

暴いてはいけない　その秘密を


昨日　終わってしまうからと　定時上がりで　見に行ってきました。
 
｛ヘンリーダーガー非現実の王国で｝ 

別に　泣ける映画では　ないのだけれど 

のっけから　ぎゅっとされている　感じでした 

手に取るように　わかってしまう　その　気持ちが　願いが 

自分と　シンクロする


美術や　芸術に　縁のない人間は　この映画を　どんな風に捉えるのかな

多分　そういったことに　興味を抱かない　人たちから　見れば

とても　退屈かもしれない

これは　彼の想像のストーリであり　また　人生のドキュメンタリーでもある

私には　いろんな意味で　ひりひりした　映画だった

彼の気持ちは　よくわかる


この映画で　彼について　より深く知った　

最初　私も　アウトサイダーアーティストとして　彼を認識してたから

少し頭の弱い　感じなのだと　正直　思っていた

でも違った　彼は狂ってなどいなく　ただひたすら　純粋だったのだ

子どものまま　大人になった老人の　残酷なほどの　幸福な世界

敬謙な　キリスト教信者だった　彼が　唯一　疑りながらも　最後まで信じた　神と

自分の想像した　永遠の子らが住まう　正義の世界

そして彼は　人生全てを　その世界に　費やした　

誰とも交わらず　貧しく　愛されることも　拒否した

その時点で　彼は偉大な　芸術家だ

アウトサイダーで　くくるのは　間違ってる気がする


現実には　愛することも　愛されることも　かなわなかった

けれど　確実に　芸術には　愛されていた

彼の想像した　子どもたちにも

彼が　その世界を　愛したのと　同じように

数少ない　彼の知人たちは　彼の人生は　多分　幸福だっただろう　と言った

私もそう思う　

自分だけの世界で　生きることを　貫いた彼は　幸福だっただろう

だから少しうらやましくも思う


だけど　彼は　この状況を　きっと望んでなかった

隣人たちに　死に際　あの部屋の　全てを暴かれ　

とても　すばらしいね　と言われた時　彼は少し　白目をむいて

＜もう手遅れだ＞

といった　彼はきっと　あの世界を　守れなかったことに　悲嘆したんだと思う

けしてそれは　理解を求めたかったような　世界ではく　彼だけに　許された世界だったから

理解なんかされなくって良かった　ただ土足で　踏みにじられては　いけない世界だった

人には　必ずしも　そういう領域が　あると思う

私にも　あなたにも

だから　その落胆と　悲嘆は　想像を絶する

私が　彼でも　同じように　思うだろう


あの世界を壊してしまった　罪を償うように　彼は　死んでいった

皮肉にも　彼が死んだ後　その世界は　光にさらされた

そして　その世界を知らない人々の　賛辞を受けた

幸福にも罪深き　私たちは　そうされたことで　彼と彼の世界に出会う

だからもう　語らないでいよう


この映画は　２人で　見に行ったんだけれども　私も　もう一人も　

その後　その映画のことは　語らなかった

彼の美しき　秘密の園を　垣間見たいという方は　

その罪を背おう　覚悟で見るといい　

だけどけして　その秘密を　語るなかれ　暴くなかれ


いつも　いろんなアーティストに　触れて　

私もどうか　彼らのように　芸術に愛される人に　なれますようにと

切に願う



漫画家の　やまだないとが　フライヤーの中で　

＜これは私たちが共有していい世界ではない。彼だけのものだ。＞

私も　そう思う

虹

この間  ある人が 仕事で パリに 行ってたそうなんですが 

ノートルダム大聖堂の前で 太陽に 虹のリングが 出来てたのを 偶然みたそうです 

彼の  周りの人間は 虹に　感慨深い思いがある人達だったので 

とてもいい意味で  捉えたらしいですが 

彼も 感慨深いながら 〔怖っっ〕 とあまりの偶然加減に 思ったようです 

彼は 周りの人達に 〔全然怖ないやん〕と  突っ込まれてましたが… 

私も その話しを聞いた瞬間  〔怖っっつ〕 と思いました 。。。


というのも　 最近四川で　 大地震ありましたよね？ 

私の脳裏には それがよぎって 慌てて 家に帰り 親に

＜四川の地震って　いつあった？＞　と確認　したりして 

今日になって 　ネットで 　ちゃんと　日にちを 　確認しました。。
 
で 　結果 ちょうど　四川地震の3日前に 彼らは　パリに居たことになっていて 

それより　前に着いていて　みたのか 後に見たのか 定かでないけれど 

ちょっと 鳥肌立っちゃたよ (-_-;)

そもそも 　虹と言うのは 　綺麗だから 　あんまり知られていないけど　

不吉の 　まえぶれだ ってする 　言い伝えとか あるくらいで
 
特に 　太陽に輪をかける虹は 不吉の象徴 とされてる て話しを どっかで聞いて 

たまたま 　今回そのはなしで　思い出したんだけれど 

だから 　彼が感じたことは 　正解なんです 。。

他の人には　わからなかったけど　彼は　本能的に　思ったんでしょうね。。。

花粉とかで　光が屈折して　なることもあるらしいけど・・・　


人間は　一番動物の中で　超自然の力に　対しての反応が　鈍感です

知能を持ったために　いろんなものを　進化の過程で　間引いてきた

人間は　土や　自然と　共存し　生きていくことを　一度捨ててしまったために

肝心なことが　わからくなってしまった

動物は　超自然の　サインに　気づくことが　できるから　

地震前に　大移動を始めたり　予知できるんです

たまに　本能的に　そのサインに　気づくのに　対処できない

この能力は　神様のサインとかでも　なんでもなく　

かつて人が　間引いて捨ててしまった　能力なんだろうな　と　思うこのごろ

ほんとに　無駄なものを　見誤った　現実。